エクセルからfreeeに現金取引をインポートする

freeeを使うと、
銀行・クレジットカードなどの取引は、
(やろうと思えば)自動で取り込むことができます。

でも、
現金取引については、自力で入力をするしかありません。

現金取引をエクセルからfreeeにインポート

でも、
freeeの取引入力画面は、かなり面倒で、
見ただけで、入力する気がなくなります。

freeeimport_0_0

やはり、
freeeに直接入力するよりは、
エクセルからインポートしたほうがいいでしょう。

freeeへのインポートは口座登録から行うのが楽

freeeへのインポートは、
いくつかの手段がありますが、

エクセルのフォーマット的にも、手間的にも、
「口座登録」からインポートを行うのが、一番楽だろうと思います。

そこで、
今回は、
次のような、
経費の明細を入力したエクセルファイル(CSVファイル)を、
「口座登録」の画面から「現金取引」として、
インポートする手順を紹介したいと思います。

freeeimport_1_1

※後で詳しく書きますが、
 実際には、日付、摘要、金額の3つの欄だけあれば、
 取り込むことができます。

 ただ、
 今回は、余計な欄をつけた場合にどうなるか実験をかねて、
 あえて、4列準備しています。

1.口座→現金を選択

freeeにログインしたら、
メニューから、口座→現金を選択します。

freeeimport_0_1
2.明細アップロード

明細アップロードを選びます。

freeeimport_0_2


アップロードするcsvファイルをドラッグして
読み込ませたうえで、「次へ」を押します。

freeeimport_0_3
3.インポート時の各種設定を行います。

データにあわせて、各種設定を行います。

経費の取り込み(=入金がない)で、
かつ
手でエクセルシートを入力しているのであれば、
(=多くの場合、日付は1つの列に入っていると思います)

そのままの状態で大丈夫だろうと思います。

freeeimport_0_4
4.取り込む列の指定

指定したエクセルシートの
どの列を、実際に取り込むかを指定します。

取り込む際に必要なのは、

  • 取引日
  • 摘要
  • 取引金額

の3つだけです。

実際のインポートデータを見ながら、
どの列を取り込むか、設定をしていきます。

freeeimport_0_5

こういう選択画面が出ることからもわかるように、
freeeの口座登録時のデータフォーマットの要件は、
(弥生会計などと比べると)非常に緩いです。

ただ、
摘要に入れたい内容は、
エクセルの段階で、1列にまとめておきましょう。

というのは、2列以上に分散していても、
そのうちの1列しか取り込めないからです。

今回の例だと、

  • 取引内容(「打ち合わせ代」と書かれている列)
  • メモ(「Aさん、Bさん」と書かれている列)

のうちの、どちらか1列しか、摘要に取り込めませんでした。

ただ、
データフォーマットについての縛りは、それくらいで、
あとは、適当にデータを作っても取り込めるのではないか、
と思います。

6.インポート完了

これで、データのインポートが完了しました。

freeeimport_0_6

あとは、freeeの機能を使って、勘定科目を設定すれば、
仕訳入力完了です。

こんな感じで、
エクセルから現金取引をインポートするだけであれば、
関数・マクロなどの難しい機能は、ほとんど使わないで済みそうです。

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