【3/9発売】《関数は「使える順」に極めよう! Excel 最高の学び方》はこんな本
2018年3月9日に《関数は「使える順」に極めよう! Excel 最高の学び方》という本を出版することになりました。
エクセル初心者向けの本です。特に「今までエクセルの本を読んできたけれども関数を上手に使えるようにならない」という人に、ぜひ、読んで頂きたいと思います。
なお、この本をご購入頂いた方には「購入者特典」を準備しています。
→購入者特典の詳細はこちら
この記事の目次
どんな本なの?
「5つの重要関数を使って、自由自在に数式が組めるようになる」ための本です。
5つの重要関数を使いこなば、業務の大部分がこなせる
エクセルでは、次の5つの関数が最重要です。
- sum関数
- if関数
- vlookup関数
- sumifs関数
- countifs関数
実務では、この5つの関数を中心に数式を組み立てていけば業務の大部分をこなせます。
逆に、これらの関数を使わないと業務効率が著しく落ちます。
ですから、エクセルを使うのであれば、最優先で、これらの関数を学ぶことをおすすめしています。
なお、この本では、上記関数に加え「ピボットテーブル」についても解説をしています。ピボットテーブルを使いこなせるようになりたい人も、ぜひお読みください!
そうはいっても、理解するのが大変・・・
ところが、この5つの関数の中には、理解しにくいことで有名な関数がたくさん含まれています。
もちろんsum関数は、ほとんどの人は使いこなせると思います。
でも、その他の4つの関数(if関数、vlookup関数、sumifs関数、countifs関数)はどうでしょうか?
「使うと便利だということはわかるんだけれど、意味がわからなくて使えない」
という人も多いのではないでしょうか?
正しい方法で学べば、使いこなせるようになります!
多くの本では、できるだけ多くの技を紹介することを重視しています。
そのため、上で挙げたような関数は、重要であるにもかかわらず詳細な説明は省かれがちでした。せいぜい「書式の紹介+使用例をいくつか紹介する程度」というのがほとんどです。
でも、そのようなサラッとした説明だけでは、関数を使いこなせるようにならないのが現実です。
そこで、この本では、先ほど挙げた最優先で学ぶべき「5つの重要関数」に的を絞って、使い方を徹底的に解説していきます。
- そもそも、その関数はどんな意味があるの?
- その関数を使う「場面」の見分け方は?
- その関数を使うときの「パターン」にはどのようなものがあるの?
など、様々な角度から、1つ1つの関数を「使いこなす」ために必要なことを解説していきます。
誰に読んでほしいの?
この本の想定読者は、次のような人です。
- 関数が便利なのは分かるけど、どう使ったらいいかわからない
- 本の記載と少しでも状況が変わるとお手上げ
- 自力で数式が組めない
- 既存のif関数、vlookup関数、sumifs関数、countifs関数の解説を読んでも、どう使えばいいのかピンと来ない
要するに
「エクセルの関数を、もっと上手に使えるようになりたい」
という人が、この本の想定読者です。
この本を書くときに意識したことは?
この本は、次のことを意識して書きました。
関数の「本来の意味」を理解してもらう
この本で一番重視しているのが、関数の「本来の意味」を理解してもらうことです。
- その関数を、「日常生活や業務での行動に例えると」どのようなものになるか?
- その関数を使うと「どの業務を自動化」できるのか?
- その関数が行う作業を「手作業で再現」するとどのようになるか?
- 関数を使った数式を「日本語で表現」するとどうなるか?
こういう説明を通して、関数の「本来の意味」の説明をしています。
これが理解できさえすれば、関数の使いどころがわかるようになりますし、関数の書式も自然と頭に浮かぶようになるので無駄な暗記をする必要がなくなります。
逆に、このステップを飛ばして、いきなり「関数の書式」の説明をしてしまうと、関数が(本当の意味で)理解できなくなりがちです。
「書式はわかった。でも、どう使ったらいいかよくわからない」という状況になってしまうのです。
そういう状況に陥らないように、この本では、関数の「本来の意味」を徹底的にお伝えします。
「最終結果の数式」よりも「パターン」を重視
本に載っているサンプルと、実際に出てくる状況が違うと、どうすればいいかわからないということはないでしょうか?
「最終結果の数式」だけしか覚えていないとこのような状況に陥りがちです。
実際には、最終結果の数式が全然違うように見える場合でも、背後に様々なケースに共通する「パターン」があることがほとんどです。そして、その共通の「パターン」を理解すれば、状況が違っても、応用ができるようになります。
そこで、この本では、各関数を使う典型的なパターンを紹介しています。
たとえば、sumifs関数では3つのパターンを紹介しています。
実務で出てくる多くの場面は、この3つのパターンにあてはまります。
ですから、このパターンをマスターすれば、実務でも、自力で数式が組めるようになります。
読んで頂いた方の声
読んで頂いた方の声で、私が見つけたものをまとめました。
ありがとうございます!
書評
要は、この本は、「関数の使い方教科書」なのです。
Excel=関数がすべてではないですが、Excelにとって関数は大きな要素であることには変わりありません。
関数の解読ができるようになることは、自分で関数を自由自在に組み合わせられることにも直接つながってきます。
その方法をこの本では学べるのです。
エクセル関数の中で、初心者にとって習得がやっかいなのが「VLOOKUP関数」。
(中略)
多分、そんなVLOOKUP関数の紹介の仕方を見れば、その書籍のスタンスが丸裸になるはず…
では、本書のVLOOKUP関数の解説を覗いてみましょう。
…日本語!
関数の説明に日本語を使うとは…これは素晴らしいアプローチだと思いました。
プログラムも組むのが難しい初心者のうちは、まず処理順を日本語で書き表してから、コードに翻訳していくのですが、そのアプローチは確かに関数の習得にも効果的だと思います。
初心者にも読みやすいと思う
これから Excel を勉強する方にも読みやすい本だと思います。
5つの関数それぞれの使い方を図と表を用いて基礎の基礎から説明されており、だんだんと深くなって行きます。
初心者の方は、まず各々の関数の形式をしっかり理解しなければならないので、
各々の関数の章の前半の部分をよく読むと良いと思います。ひと通り基礎的な部分を勉強してから、2巡目で応用的な部分を読み進めると良いでしょう。
読んで頂いた方のツイート
これは、見やすい!分かりやすい!きっと役立ちます。関数に苦手意識の強い方、初心者の方におすすめです(^-^) https://t.co/WNRXuDg3jR
— はま (@hakata_no_onago) 2018年3月11日
社内研修用パワポに一部の表現パクr・・・インスパイア、オマージュ、リスペクトさせていだきます。
(画像はジュンク堂三宮店) pic.twitter.com/89MNnC7k3X— ましゃ-zero- (@masa_redcurry) 2018年3月11日
まとめ
この本は、良くも悪くも他のエクセル本とは全然違うものになっていると自負しています。
「他のエクセル本を読んでもよくわからなかった・・・」
「自力で数式が組めるようになりたい!」
「今まで使うのを諦めていた難しい関数が使えるようになりたい!」
という方は、ぜひ、手に取って読んで頂きたいと思います。
おかげさまで、Amazon売上ランキング(本>コンピュータ・IT>アプリケーション>表計算ソフト)で1位を獲得しました。ありがとうございます!(2018/3/29現在)