請求・入金管理(売掛金管理)をエクセルで行うコツ
請求・入金管理をエクセルで行っている会社は多いのですが、
ほんの少し、気を使うだけで、
管理効率がグーンとあがるポイントがあります。
請求明細を1つの表で管理しよう
そのポイントとは、
請求明細を1つの表で管理することです。
実例で見てみます。
月別に請求明細を作る欠点
例えば、
次のように、
「月別に」シートを分けて請求明細を作ったとしましょう。
今回の事例では、
「C商事」の代金回収が遅くなり、
11月売上、12月売上の代金回収ができていないのですが、
このように2つのシートに分けてしまっていると、
1シート1シート、代金未回収分がないか、
目で確認していかないといけないので、
代金「未」回収総額がいくらか把握するのが大変です。
1つの表で請求明細を管理するとどうなる?
このような表を作るときには、
表を月ごとに分けず、
次のように、
1つの表に、全ての月のデータを混ぜてしまうのがポイントです。
こうしておくと、
請求明細を月ごとに表示させたいときは、
「月」列でオートフィルタをかければいいですし、
未回収の明細を表示させたいときは、
「入金日」列でオートフィルタをかければいい、
ということになります。
※請求日が1月の明細は、
2/5時点では、まだ未回収で当然のタイミングです。
ですので、実際に回収が遅れているのは、
C商事に対する最初の2行だけ、ということになります。
月別にシートを分けるのは止めましょう
このように、
月別にシートを分けるのを止めて、
1つの表で、全ての月の売上明細を管理するだけで、
データ処理がとても楽になりますよ!