請求・入金管理(売掛金管理)をエクセルで行うコツ

請求・入金管理をエクセルで行っている会社は多いのですが、
ほんの少し、気を使うだけで、
管理効率がグーンとあがるポイントがあります。

請求明細を1つの表で管理しよう

そのポイントとは、
請求明細を1つの表で管理することです。
実例で見てみます。

月別に請求明細を作る欠点

例えば、
次のように、
「月別に」シートを分けて請求明細を作ったとしましょう。
nyuukin_1
nyuukin_2

今回の事例では、
「C商事」の代金回収が遅くなり、
11月売上、12月売上の代金回収ができていないのですが、

このように2つのシートに分けてしまっていると、
1シート1シート、代金未回収分がないか、
目で確認していかないといけないので、
代金「未」回収総額がいくらか把握するのが大変です。

1つの表で請求明細を管理するとどうなる?

このような表を作るときには、

表を月ごとに分けず、
次のように、
1つの表に、全ての月のデータを混ぜてしまうのがポイントです。

nyuukin_3

こうしておくと、
請求明細を月ごとに表示させたいときは、
「月」列でオートフィルタをかければいいですし、
nyuukin_3_2

未回収の明細を表示させたいときは、
「入金日」列でオートフィルタをかければいい、
ということになります。
nyuukin_3_3

※請求日が1月の明細は、
2/5時点では、まだ未回収で当然のタイミングです。

ですので、実際に回収が遅れているのは、
C商事に対する最初の2行だけ、ということになります。

月別にシートを分けるのは止めましょう

このように、
月別にシートを分けるのを止めて、
1つの表で、全ての月の売上明細を管理するだけで、
データ処理がとても楽になりますよ!

エクセル基礎講座 「無料」動画マニュアル

「経理事務のためのエクセル基礎講座(初級編)」(動画マニュアル 総収録時間162分)を無料プレゼント中です!

このマニュアルで解説していることを一通り学べば、経理事務を行う上で最低限必要となる知識が得られます。

ご登録者の方には、合わせて、公認会計士が実体験を通して身に付けたエクセルを使う技をメールにてお伝えしていきます!

無料動画講座 登録フォーム

※ご登録頂いたメールアドレスに、エクセルを使いこなすための情報を配信するメールセミナー「エクセル倍速講座」も合わせて配信させていただきます。