エクセルを学ぶなら。大事なのは、答えより考え方

エクセルを勉強する上では、
「答え」よりも「考え方」を学ぶことが重要です。

参考書もパソコン教室も「答え」しか教えてくれない

エクセル関連の情報は、
参考書・パソコン教室など、様々なところで得られます。

特に、
最近は、
ホームページでも、いろいろな情報が発信されていますので、
もう、必要な情報は、全部手に入る、、
ような錯覚を覚えがちです。

でも、
そこには、致命的な欠点があります。

ホームページだけでなく、
参考書・パソコン教室のほとんどは、
「・・・をするためには、・・・という計算式を入れましょう」

というように
「特定の問題」に対する「答え」しか教えてくれないのです。

「答え」が役に立たない理由

確かに「答え」は、
目の前に「全く同じ問題」があれば、役立ちます。

でも、
「答え」しか知らないと「他の問題に使えない」のです。

例えて言えば、
「答えの丸暗記だけで、数学の定期テストに臨んだ状態」
とでもいうのでしょうか?

全く同じ「問題」が出るならば、丸暗記で対応ができます。
でも、少しでも違う「問題」が出てしまうと、
どうすることもできないですよね?

結局、
現実の問題が、多種多様で、膨大すぎるので、
「答えの丸暗記」では、追いつけないのです。

ですから、
エクセルを使いこなすのであれば、
「答え」を学ぶのではなく、

その答えに到達するまでの
「考え方」を知ろうとしないといけないのです。

考え方を学ぶメリット

「答え」の数に比べると、
「考え方」のパターン数は、圧倒的に少ないのが特徴です。

例えば、
文字データの一部を抽出したい、という処理の場合、

  • 郵便番号の前3桁を抜き出すときは、処理A
  • 氏名を名字と名前に分けたいときは、処理B
  • 部署名の「○○部」の部分だけ取り出したいときは、処理C
  • 住所から都道府県を抜き出したいときは、処理D
  • 商品コードの、大区分の部分を抜き出したいときは、処理E
  • ・・・

というように、
処理(=答え)自体は、無数にあります。

でも、
その処理を導き出すための基本的な考え方は、
数えるほどしかありません。

こういう文字データを「分割する処理」であれば、

基本となる考え方は、

  • 一定の長さで区切る
  • 特定の文字で区切る
  • 上記の組み合わせ

の3パターン(正確には2パターンとその組み合わせ)しかありません。

どちらを覚えるのが楽か?といえば、
当然、後者の「考え方」のほうが楽ですよね?

だから、
「答え」を追うのは止めましょう。

「考え方」に着目すれば、
覚える数は少なく、シンプルにできるにもかかわらず、
いろいろな問題に応用ができます。

考え方はどうやったら学べるの?

冒頭でも書きましたが、

残念ながら、
世の中に出回っているエクセル参考書、パソコン教室や、ホームページでは、
考え方を一から学ぶのは難しいでしょう。

冒頭でも書きましたが、
それらの媒体では「答え」しか書いていないものが「ほとんど」ですので、
「考え方」を身につけるにはふさわしくありません。

ありきたりの結論になってしまいますが、

結局のところ、

考え方を身につけたいのであれば、
「考え方が大事だよ!」という意識を持っている人に教えてもらう
というのが一番の近道なのではないか、と思います。

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