エクセル ピボットテーブルセミナーを開催しました

昨日(2016年6月12日)、ピボットテーブルセミナーを開催しました。

有料のセミナーで自力で集客をするのは、今回が初めてだったので、どうなることか不安だったのですが、無事、満席で開催することができました。
(それどころか、実際には定員+1名のお申し込みがあり、最後の1名をお断りしたくらいでした)

実際のセミナー実施風景について、写真を撮っておけばよかったのですが、写真を取り損ねたのが悔やまれるところです・・・。

ピボットテーブルセミナーを開催してみて思ったこと

一番の収穫は、「この部分は、ピボットテーブルを使いこなすうえで最重要なんだけれど、みんな理解できていないんだろうな・・・」と思っていたポイントが予想通りだったこと。

具体的に言うと、「ピボットテーブルで作りたい表があるときに、どういうデータを作ればいいかをイメージする」という部分がピボットテーブルを使ううえでの最重要ポイントです。

例えば、次のような表はピボットテーブルを使うと作ることができます。
では、どういう元データがあれば、ピボットテーブル集計でこの表を作れるかわかるでしょうか?

  2014年度 2015年度
A社 30,000  
B社   38,000
C社 10,000 15,000
D社 20,000 18,000
E社 40,000 32,000

この「目的の表から元データをイメージする」能力を磨かない限り、ピボットテーブルは絶対に使いこなせません。

今回のセミナーでは「xy分析法」という手法を紹介して、「目的の表から元データをイメージする」演習を何回かしてもらいました。
1回目は全然ダメでしたが(^^)、2回、3回と繰り返すうちに、全員、元データのイメージができるようになりました。

参加人数について

今回は定員4名ということで募集をかけたのですが、主催者側としてはちょうどいい規模ですね。

参加者の方には、「現在のお仕事」や「知りたい内容」について事前アンケートをお願いしていました。

人数が増えてくると大変ですが、4名程度であればメールのやりとりも、(私にとって)全然苦痛ではありません。

また、セミナーを実際にやっているときにも、距離が近いので反応がよくわかります。

参加者に恵まれた、ということもあるのでしょうが、

「そこ、わかんないんですけど!」
「あ、ちょっと、そこついていけてないです!」
「すげーっ!!」

みたいなリアクションが、その場でわかるので、こちらとしても、非常にやりやすかったです。

もっとも、最終的には「わかんないですけど」と参加者に言われないようなカリキュラムを作らないといけないんですけどね。

エクセル講座なのにエクセルを使わない理由

私が開催するピボットテーブルセミナーでは、エクセルのセミナーであるにもかかわらず受講者の方にエクセルの操作をしてもらうことはありません
ですから、ピボットテーブルセミナーに来て頂く場合には、パソコンをお持ち頂く必要はありません。

というのは、ピボットテーブルを使いこなすためには、

  1. 「ピボットテーブルの意味」がわかること
  2. 「ピボットテーブルを使うために必要なデータ」がわかること

の2つが重要だと思っているのですが、これらを学ぶ段階ではエクセルを使う必要がないからです。

むしろ、エクセルを使ってしまうと「考えることに集中できず」、かえって「邪魔」なのではないかとさえ思っています。

ひたすら手と頭を使って土台を鍛える

今回のセミナーでは、「ピボットテーブルの意味」を理解するために、最初の約30分は「自分がエクセルになったつもりでピボットテーブル集計を手作業でやってみる」演習をやり、ピボットテーブルの概念を体で覚えてもらいました。

その後は「ピボットテーブルを使うために必要なデータ」を理解するために「目的の表を作るためには、どういうデータを揃えなければいけないか?」を考える演習をひたすら繰り返しました。

これらが、ピボットテーブルを使いこなすための土台。
この土台があって、ようやく、エクセルの操作を覚えるステップに来るのだと思っています。

逆に、土台がないままに、エクセルの操作を繰り返しても、大半の人は使いこなせないで終わってしまうと思うのです。
なので、私のセミナーでは、この「土台作り」に時間を費やすことを主眼においています。

頭の中が熱いです!

私のセミナーは、先ほども書いたとおり、受講者の手と頭をフル活用してもらうセミナーに仕上がっています。

実際、とある受講者の方にセミナーが終わったときに「頭の中が、すごく熱くなってますよ!なんか、ずーっと頭をフル回転させて考えてました!」ということを言われました。

まさに、私の狙い通りです!

こういう感想を受講者から聞けて、心の中で、かなり喜んでいました(^^)。

エクセルの操作は後でゆっくり学びましょう

さて、手と頭をフル活用して、土台さえできてしまえば、あとは簡単です。
私からも、エクセルの操作についての動画をお配りするので、それを見ながらゆっくりと操作の練習をしてみてください。

私から提供する動画がなくても、エクセルの操作だけなら、インターネットを見れば無料で山のように情報が転がっています。

いずれにしても、土台となる考え方が理解できていれば、そこから先は、あっさりとマスターできるはずです。

一回聞いただけでは理解できないから発表・演習を繰り返す

多くの人は、ざっと文字を読んだり、話を聞いただけでは記憶に残りません。

もちろん、
「重要なことは3回くらい言わないと理解してもらえない」
「受講者に発言させる機会を作らないと理解してもらえない」
という話を他の人から聞いていたので、知識として知ってはいました。

でも、自分で実際にセミナーを行ってみたときの受講者の方の反応はやはり新鮮です。

私が話をした後に、受講者の人にその内容を説明してもらおうとすると、説明に詰まるケースが多々あるんですね。

やはり、一回聞いただけでは理解できないというのは、真理なんだな、、と心底実感しています(単に、私が話し下手なのもあるのかもしれませんが)。

そこで、私のセミナーでは、私が説明をした後にバンバン発表・演習をしてもらっています。
最初はしどろもどろなのが、最後のほうになると、期待する答えを返してくれるようになるので、見ていて本当に楽しいです。

ちなみに、個人差はあるのだと思いますが、受講者の方に聞くと
「少人数なので、発言をすることにあまり恥ずかしさはない」
とのことでした。

こういう面からも、やはり、少人数セミナーのほうがいいのかな、、と実感しています。

まとめ

まとまりのない文章になってしまいましたが、主催者側としてもセミナーは結構面白かったな、というのが実感です。

初回が満席になったこともあり、当面ピボットテーブルセミナーは定期的に開催していこうと思いますので、興味があれば、ぜひ下記ページを見てみてください。
ピボットテーブルセミナーに興味がある方はこちらからどうぞ

エクセル基礎講座 「無料」動画マニュアル

「経理事務のためのエクセル基礎講座(初級編)」(動画マニュアル 総収録時間162分)を無料プレゼント中です!

このマニュアルで解説していることを一通り学べば、経理事務を行う上で最低限必要となる知識が得られます。

ご登録者の方には、合わせて、公認会計士が実体験を通して身に付けたエクセルを使う技をメールにてお伝えしていきます!

無料動画講座 登録フォーム

※ご登録頂いたメールアドレスに、エクセルを使いこなすための情報を配信するメールセミナー「エクセル倍速講座」も合わせて配信させていただきます。