エクセルのプルダウンリストの元データを別シートで作るには?

前回の記事の続きです。

プルダウンリスト(入力規則)を
別途、表形式で準備する場合。

プルダウンリストとは別のシートに
入力できる値の一覧表を作りたい、というケースも多々あります。

プルダウンリストの元データを別シートで作る

別のシートに入力できる値の一覧表を作れるかどうかは、
エクセルのバージョンごとに異なっています。

Excel2016、Excel2013、Excel2010

前記事と同じように、
普通に入力規則を作るだけでOKです。

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Excel2007

「元の値」欄をマウスで選択することはできないのですが、
「元の値」欄を手入力すれば、先ほどと同じように入力できます。

pulldown2_1_1
Excel2003、Excel2002、Excel2000、Excel97など

「元の値」欄を手入力しても、
次のようなエラーが出てしまいます。

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ただ、
エクセルの古いバージョンを使っている場合でも、
「名前の定義」と組み合わせることで
プルダウンリストの元データを、別シートに置くことができます。

名前を定義して、元の値欄に「名前」を入れる

エクセルの古いバージョンを使っている場合には、
次のようにして「元の値」を別シートに置くことができます。

1.「元データ」を選択し、名前を付ける

元データがある部分をマウスで選択した後、
メニューから、「挿入」→「名前」→「定義」を選び、
「名前」を入力して、OKを押します。

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2.入力規則の設定
入力規則を指定したい範囲(例えば、C2セル~C10セル)を選んで、
メニューから「データ」→「入力規則」を選び、
「元の値」欄に、先ほど設定した名前を入れます。

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これで、元データを別の表に置くリストが設置できました。

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