エクセルの関数名を体で覚えよう
エクセルの関数を手入力できるようになると、
明らかに作業スピードは上がります。
関数を手入力するために「やるべきこと」
よく言われていることですが、
キーボードだけで、全ての処理ができれば、
マウスを使うよりも
体感で5倍は速いです。
そこで、
この記事では、
関数を手入力したことがない「あなた」のために、
関数を手入力できるために「やるべきこと」をお伝えします。
関数名を体で覚える
まずは、
簡単で、効果が高いと思われるのが
「関数名を覚える」ことです。
関数名さえ、
キーボードで入れてしまえれば、
関数一覧から、関数を探す必要がなくなりますので、
これだけでも、操作スピードがかなり上がります。
では、
どうやって「関数名を覚える」のか?
個人的に、一番効果が高いと思うのが、
「体で覚える」
ことです。
正確に言うと、「指の感覚で覚える」というほうが、
正確かもしれません。
関数の出だしのキー入力を「かたまり」で覚える
sum関数を使う場合には、
計算式の出だしは、ほとんどの場合、
というふうになります。
これをキーボードで打つと、
当たり前ですが、
「=」 「s」 「u」 「m」 「(」
の5文字を入れることになるわけですが、
これを、
1個1個探しながら入れるのではなく、
「かたまり」のように一気に入力するのがポイントです。
入力する前にキーボードの位置を確認
まずは、
「=」 「s」 「u」 「m」 「(」
の文字がどこにあるか、
キーボードを打ち始める前に、探して見ましょう。
- 「=」 は右上のほう。
「右手」中指か薬指、あたりが押しやすいでしょうか。
実際には、Shiftキーも組み合わせないといけないので、
左手小指で左Shiftキーを同時に押します。
- 「s」 は、「左手」薬指のホームポジション。
- 「u」 は、「右手」人差し指でホームポジションの上。
- 「m」 は、「右手」人差し指でホームポジションの下。
- 「(」 は、上のほう。
「右手」人差し指か中指あたりが押しやすいでしょうか。
当然、左手小指で左Shiftキーを同時押しです。
この5つをバラバラに押していくのではなく、
5つのキーを一気に押す
イメージをしてみてください。
例えば、
「u」「m」のあたりは、
左手の人差し指を、「上」に動かしたあとに「下」だな、、、とか、
そういう具体的な動きをイメージしてください。
ちなみに、
私の場合は(邪道なのでしょうが)、
「(」も右手人差し指で押しています。
そのため、
「u」「m」「(」のところでは、
右手人差し指が、
「上」→「下」→「すごく上!」
というようなかなり激しい動きをしています。
邪道だと思うので、マネをする必要は全くないですが、
とにかく、
「一気に5つのキーを押す」のが最優先ですので、
厳密なブラインドタッチの作法に従わないでも
いいのかもしれません。
いずれにしても、
「=sum(」の5文字を連続で入れる「イメージ」をしてみてください。
また、
そのイメージをするときには、
できれば、打つときの「リズム」もイメージできるといいです。
例えば、
私が実際に打つ場合には、
「ダッッダダダッダッ!」
みたいなリズムになっています。
最初の「=」キーを入れたあとに、
若干間が空くのは、
キーの場所が上に離れているのと、
Shiftキーを組み合わる必要があるために、
若干、次の文字へのアクションが遅れてしまうからです。
この辺のリズムは、個人差があると思いますので、
自分のリズムを掴んでください。
無意識に打てるようになるまで「練習」
さて、
イメージができたら、
実際に「=sum(」と打ってみてください。
うまく、入力できましたか?
・・・もし、うまくいかなければ、
これをできるようになるまで繰り返してみてください。
ポイントは、先ほども書きましたが、
1つ1つ文字を入れるたびにキーの場所を考えるのではなく、
最初から、
5つのキーボードの場所をイメージして、一気に押すくのが大事です。
この指の運びを、無意識にできるようになるまで、
何回も練習してみてください。
体で覚えてしまうと、忘れなくなります。
そのうちに、
「sum関数だ!」と頭の中で思うと、
勝手に「=sum(」と入力できるようになっていると思います(^^)。
他の関数でも練習をしてみよう
今回は、sum関数で説明をしましたが、
他の関数でも全部一緒です。
=vlookup(
など、あなたが、よく使う関数について、
同じように、体にしみ込むまで練習してみてください。
一回、体で覚えてしまうと、
関数名では、絶対に迷わなくなります。